世界遺産 富岡製糸場で栄えた富岡の町    2015.4.15 小林勝

 

       富岡の町2015春  2015年4月12日(日)

 

   富岡の町に入ったところ、何んか感じが違うんですね。

   まずは、富岡製糸場に入ってしまいましたので、製糸場の中は そこそこ団体客なども

  いて普通だったんです。

   ひととおり製紙場の見学を終えて、工女さんが行き交った町をぶらぶらし始めたの

  ですが、人の往来がないんです。コロッケ屋さん、昨年11月は黒山(くろやま)

  人だかりだったんですけど、この日は誰もいませんでした。

    ご飯を食べに入った食堂、この3月にオープンしたばかりだそうですけど、

  ご夫婦が 1組お帰りになるところでした。テーブルの上には 既におしぼりが

  置かれていて、団体客がどさどさと入ってきても直ぐに応対できるようになって

  いましたけど、なんか必要なさそうでした。

 

   やっぱり、4月1日から製紙場の入場料を 500円から 1000円に

  値上げしたことで、見学者が激減したような感じです。やりすぎでしたね、

  2倍の値上げは。

   私は、遅かれ早かれ元に戻すような気がします。

  このままでは、町が悲鳴を上げてしまいます。

   それと、リピート対策です。一度見に来た方が また来たい、また来てくれるような

  施策を実施する必要があります。

   高度成長で置き去りにされた故郷(ふるさと)、田舎を持っていない都会の人たちが

  触れることのできる故郷を、繭(まゆ)・お蚕様(おかいこさま)を仲立ちにして

  この地に体現できたらいいですね。いな、今までお出でになった方々はそういう故郷を

  求めておいでになったのではないでしょうか?

 

    うさぎ追いし かの山 こぶな釣りし かの川

          夢はいまもめぐりて 忘れがたき ふるさと

      (ふ る さ と 故郷  作 詞 高野辰之 作 曲 岡野貞一)

 

     「うさぎ追いし・・・」 故郷(ふるさと)の合唱を聞いてみましょうか? 

           ふるさと 故郷 (みんなの童謡)  ← クリック

 

   修学旅行のコースにも入れて貰えたら、見かけの見学者数は直ぐに増えますね。

   ビデオで、現在も稼働している同じ群馬県内の製糸場を写していましたけど、

  シャトルバスで見学コースに組み入れるのも一考です。

  将来は、山岳鉄道で結びたいですね。蒸気機関車を走らせるのは無理かなー。

 

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  近くに、工女が祀られている(まつられている)お墓がありましたので、お参りしてきました。

  大きな道路沿いにある 龍光寺に眠っています。

世界遺産 富岡製糸場で栄えた富岡の町 2014.11.22 小林勝

 

  何と言っても すごい人・人・人です。

  昔ながらの食堂らしきところに入ったら、食べるものがないんです。

  売り切れたんだそうです。

  みつまめをいただいました。

  昔、原宿(東京)の竹下通りの人出(ひとで)がすごかったけど、

 それに 負けず劣らずです。ところで、最近の竹下通りの人出はどうなんでしょうか?

  工女さんたちが食べたというコロッケ屋さんもありました。

 

    2014年9月の富岡の町。

 

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富岡製糸場で栄えた富岡の町(1)

富岡製糸場で栄えた富岡の町(2)